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2025.03.14お知らせ

米ビジネス専門誌「The CEO Viewpoint」10 Best Leaders to Watch 2025受賞

米ビジネス専門誌「The CEO Viewpoint」の10 Best Leaders to Watch 2025を受賞しました。

Suetake Industrial: Engineering Excellence from Tradition to Innovation – The CEO Viewpoint – The Voice of Leadership

記事の日本語訳

末武工業所: 伝統から革新へ—技術力の追求

末武工業所: 伝統から革新へ—技術力の追求

日本の活気ある産業界の中心で、末武工業所は柔軟な適応、忍耐、そして革新を重ねて歩んできました。歩道舗装を専門とする小規模な事業としてスタートした同社は、現在では高度な金属加工をリードする存在へと成長しました。最先端技術の活用、持続可能な取組、そして長年にわたる卓越した品質へのこだわりにより、ステンレス製造の最前線に立っています。

謙虚な始まりから業界の先駆者へ

末武工業所の原点は、金属加工とは無縁の分野にありました。同社はもともと歩道の舗装業を営み、ブロックを精密に敷き詰める作業を行っていました。しかし、周南市に大規模なステンレス製造工場が建設された際、その歩道舗装を担当する機会を得たことで転機が訪れました。同社の細部へのこだわり、安全基準の遵守、高品質な施工が現場監督の目に留まり、追加の業務として機械の設置や配管工事の依頼を受けるようになりました。このことが、やがて金属業界へと事業を拡大する礎となりました。

末武工業所の原点は、金属加工とは無縁の分野にありました。同社はもともと歩道の舗装業を営み、ブロックを精密に敷き詰める作業を行っていました。しかし、周南市に大規模なステンレス製造工場が建設された際、その歩道舗装を担当する機会を得たことで転機が訪れました。同社の細部へのこだわり、安全基準の遵守、高品質な施工が現場監督の目に留まり、追加の業務として機械の設置や配管工事の依頼を受けるようになりました。このことが、やがて金属業界へと事業を拡大する礎となりました。

品質へのこだわりと業界での評価

末武工業所をステンレス製造の世界へと導いた工場は、現在では日本を代表する施設へと発展しています。現在も同社はこの工場と深く関わり、メンテナンスを担当するだけでなく、下請協力会の理事としても活動しています。また、高品質な鋼材を幅広い顧客に供給し、業界のリーダーとしての地位を確立しています。

また、「メタルワンクラブ」や「ステンレス流通協会連合会」といった名だたる組織への加盟も、末武工業所の信頼性と品質へのこだわりを示す証です。こうしたネットワークを活用し、業界の最新動向を把握しつつ、顧客に優れた製品とサービスを提供しています。

成長と革新の歩み

1955年の創業以来、末武工業所は幾度もの変革を遂げてきました。創業初期には、強固な基礎を築くために、先端機器への設備投資を積極的に行い、製品の品質向上と顧客からの信頼獲得に努めました。事業拡大とともに、組織の成長にも注力し、熟練した人材の採用・育成を進め、業務の効率化を図りました。

安定した経営基盤を築いた後は、企業の社会的責任と持続可能な経営に重点を移し、環境への配慮や地域社会との連携、そして長期的な持続可能性が、同社の使命の重要な要素となりました。さらに、新技術の導入を積極的に行い、ファイバーレーザー加工技術を活用することで、金属加工の精度を向上させました。

技術力と精密加工へのこだわり

同社の高度な金属加工技術は、最先端のファイバー溶接技術にも表れています。溶接時の熱影響を最小限に抑えることで、精密な仕上がりを実現し、歪み補正にかかる時間を削減しています。この高い効率性と精度が、厳格な品質基準を求める顧客からの信頼を支えています。

末武工業所は、製造工程の各重要ポイントを画像システムで記録し、徹底した品質管理を行うとともに、生産ラインの最適化を継続的に進め、コスト削減と納期短縮を実現しました。さらに、独自の在庫管理システムにより、事務所と工場の間でリアルタイムのデータ共有を可能にし、円滑な生産体制を維持し、サプライチェーンの混乱を最小限に抑えています。

持続可能性と社員の幸福

末武工業所の理念の中心にあるのは、持続可能性への取組です。同社は、ファイバーレーザー技術、LED照明、高効率断熱材の導入など、全施設での省エネルギー対策を徹底しています。末武工業所は、製造・輸送・廃棄のすべての過程で環境に配慮した取組を行い、環境負荷を低減する努力を続けています。

また、社員の幸福も同様に重視しています。安全管理やメンタルヘルスケア、公正な労働環境を優先し、職場のハラスメントに関する無料法律相談、24時間対応のメンタルヘルスカウンセリング、入院や高度医療の費用補助制度などを提供しています。

健康や幸福へのこうした取組が評価され、同社は2023年・2024年と2年連続で「健康経営優良法人ブライト500」に選ばれました。全国約16,000社のうち、トップ500社のみに与えられるこの称号は、末武工業所の社員に対する継続的な取組の証です。

伝統と革新の融合 – 焚火台プロジェクト

2024年、末武工業所は最先端技術と日本の伝統文化を融合させたユニークなプロジェクトを開始しました。それが、平安時代から伝わる伝統芸術「葦手絵(あしでえ)」を取り入れた焚火台の製造です。繊細な書体のデザインを取り入れたこれらの美しい焚火台は、炎に照らされると、光と影の詩的な意味を生み出します。

末武工業所は、ファイバーレーザー加工機を駆使し、四季の風景、神話のモチーフ、文化的象徴を精密に刻み込んだ焚火台を制作。こうした伝統と現代の技術の融合が、世界中の消費者の関心を集めています。現在、eBayを通じて190カ国で1億8000万人以上の会員に販売されています。

優れた加工技術: ステンレス加工の事例

末武工業所が手掛けたプロジェクトの中でも特に注目すべきものの一つが、連続鋳造設備向けロール軸受箱の製造です。この部品には、長期にわたる耐久性を実現するために、耐熱性、精密加工、そして複雑な油穴加工が求められます。

ステンレス鋼は通常の鋼材よりも約1.5倍膨張率が高いという性質があるため、精密な鋳造条件の確立には多くの試行錯誤が必要でした。しかし、複数回の設計改良と試作・加工を経て、顧客の厳格な基準を満たす軸受箱を完成させました。

高度な製造能力と技術的な専門知識を活用することで、末武工業所は複雑な加工課題を解決する能力を証明し、精密金属加工のリーダーとしての地位をさらに強固にしました。

未来への展望

末武工業所は、これからも革新・持続可能性・社員の幸福を軸に成長を続けます。最先端技術の活用、環境への配慮、そして働きやすい職場づくりを通じて、変化する産業界の中でさらなる発展を遂げていきます。

舗装会社としての謙虚な始まりから、現在ではステンレス加工の先駆者としての地位を築いた末武工業所は、適応と忍耐の力を証明しています。品質、信頼、最先端の技術に支えられた強固な基盤を持つ同社は、今後何年にもわたって金属製造の未来を築いていく体制が整っています。

— 代表取締役社長 金近 右太